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外来診療は、循環器科で診療を行っています。
当センターの特徴は、救急車で来院された患者さまの対応をするICU・CCU、急性期を脱した患者さまが入院されるセンター病棟、早期社会復帰を図る心臓リハビリテーション室などで構成されています。さらに病気の診断治療を行う心臓カテーテル室、各種の医療機器の維持管理を行う臨床工学科、心臓病の検査を担当する臨床検査科、入院中の栄養指導・管理を行う栄養科、薬の管理を行う薬剤科など院内各部門との協力・連携のもとに、患者さまのより早い回復および社会復帰を目指しています。
狭心症や心筋梗塞といった、いわゆる虚血性心疾患といわれる病気に対して早期診断および治療を行っています。この病気は、心臓に酸素や栄養を送っている冠状動脈という血管に動脈硬化がおこり、内腔が狭くなるため血の流れが悪くなる病気です。狭心症は、血液は流れているが足りない状態で、症状としては主として労作時の胸痛が生じます。心筋梗塞ではこれがさらにひどくなって血管が完全につまってしまい、その結果心臓の筋肉の一部が死んでしまいます。症状は激しい胸痛が数十分以上継続します。心筋梗塞の死亡率は適切な治療が行われなければ約30-40%と高くなっています。また、そのほかの心臓病 ( たとえば、弁膜症や心筋症、先天性心臓病など ) でも、重症度の評価や手術適応の決定、あるいは虚血性心臓病の合併の有無を調べるために、心臓カテーテル検査が行われています。
心臓カテーテル検査
心臓の中にカテーテル(管)を入れて、心臓の構造や機能を調べる検査のことです。具体的には心臓の中の圧力を測定したり、心臓が1分間に拍車する血液量を測定したり、不整脈の原因を調べたり、心臓を栄養する血管(冠動脈)を造影して狭いところや、つまったところがないかと調べます。
足の付け根や肘や手首や頸の血管を局所麻酔してから、穿刺してカテーテルに入れ替えて検査します。検査には以下に示す危険もありますが、この検査でしか得られない情報もあり、検査することをお勧めします。検査時間は30分から60分です。検査後、穿刺部位が止血するまで4~6時間の安静が必要です。
経カテーテル的冠動脈形成術(PTCA)
冠動脈の狭窄および閉塞病変に対して、狭心症症状の改善や心不全の予防のためカテーテルを用いて冠動脈の拡張を図ります。まず風船で冠動脈を拡張し、原則としてステントという金属の網を冠動脈内に植え込みます。ステントには金属と再狭窄予防のために特殊な薬を塗りつけたものの2種類があります。
ペースメーカー植込み術
主に心拍数が遅くなる徐脈性不整脈に対し、リズムの補充をする機械です。本体とリード線から成ります。皮下に作成したポケットに本体を植え込み、リード線を静脈から心臓に挿入、留置し本体とつなげます。局所麻酔によって痛み止めを行います。
カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)
強い電流によって、カテーテルの先に触れているわずかな領域の心臓組織だけが電気的に焼かれて、細胞は死滅します。1回の焼灼あたり、電流を流す時間は1分以内、焼灼範囲は直径、深さとも5mm程度です。
